こんな方におすすめ
- 地方で軽貨物を始めたい人
- 都会と地方の配達の違いを知りたい人
- 軽貨物のリアルな現場感を知りたい人
軽貨物という仕事を聞くと、都会のマンション街や住宅街を効率よく回るイメージを持つ人も多いと思います。
実際、SNSなどを見ると、都市部のタワマンや置き配中心の配達風景がよく出てきます。
でも、山口県のような地方で軽貨物をやると、まったく違う種類の大変さがあります。
山道。
農道。
狭い住宅街。
坂道。
番地が分かりにくい地域。
街灯の少ない夜道。
派手ではありません。
しかし、毎日じわじわ神経を削られます。
僕自身、軽貨物を始めて3ヶ月ほど経ちましたが、「地方の軽貨物は体力だけじゃなく、かなり判断力を使う仕事だな」と強く感じるようになりました。
特に山口県は、海と山が近く、古い住宅街も多い地域です。
そのため、都会のように「とにかく件数を回せばいい」という感覚では通用しません。
今回は、実際に山口県で軽貨物を走って感じた、“地方ならではの地味にきついポイント”を書いていきます。
山道・農道は、ナビ通りに行くと普通に詰む
地方の軽貨物でまず怖いのが、ナビが平気で危ない道へ案内してくることです。
Googleマップやナビは、基本的に“地図上で繋がっている道”を案内します。
でも実際の地方道路は、それだけでは判断できません。
軽バン一台ギリギリ。
片側は深い側溝。
対向車が来たら終わり。
Uターンできない。
バックで数百メートル戻るしかない。
こういう道が普通にあります。
特に山口県は、山沿いや農村エリアも多く、住宅地へ行く途中に細い農道や山道を通るケースがあります。
最初の頃は、僕も「ナビが言うなら行けるだろう」と思っていました。
でも実際には、その考えがかなり危ない。
軽だから行けると思って入った結果、冷や汗をかいたこともあります。
JAF案件になりかけたこともあります。
地方の軽貨物では、“最短ルート”より“安全に戻れるルート”の方が重要です。
多少遠回りでも、広い道を選ぶ。
怪しい道は入る前に止まる。
夜や雨の日は無理しない。
この感覚がかなり大事だと感じています。
山口県の住宅街は、“地味な難しさ”が多い
地方配達で意外と神経を使うのが、古い住宅街です。
山口県は、昔からある住宅街や集落も多く、都会のように整った区画ばかりではありません。
道が狭い。
電柱が近い。
停める場所がない。
番地が飛んでいる。
表札がない。
アパート名が小さい。
こういう“地味な分かりにくさ”がかなりあります。
しかも、住宅街によっては、家の前まで車で行く方が危険な場合もあります。
最初の頃は、できるだけ家の近くまで行こうとしていました。
でも今は、「少し離れてでも安全な場所に停める方が結果的に早い」と感じています。
無理して狭い場所へ入ると、出る時に詰みます。
対向車。
歩行者。
切り返し。
バック。
これで時間も精神力も削られます。
地方の軽貨物は、都会みたいに“件数勝負だけ”ではありません。
「どう入って、どう出るか」を毎回考える仕事です。
地方の軽貨物は、“地理を覚えた人”が強い
地方配達では、地理記憶がかなり重要です。
この道は危ない。
この団地は入口が分かりにくい。
この住宅街は上から入った方が楽。
この家は停める場所がない。
こういう情報は、ナビには出ません。
だから、自分の経験として蓄積するしかありません。
僕自身、3ヶ月ほど走って感じるのは、「地理を覚えると、精神的な余裕がかなり変わる」ということです。
初見エリアばかりだと、毎回が緊張です。
でも、何度も走る地域は、
「ここ危ない」
「ここ停められる」
「ここは歩いた方がいい」
という判断が早くなります。
地方の軽貨物は、ただ荷物を届ける仕事ではありません。
“道を覚える仕事”でもあります。
そして、その記憶の積み重ねが、事故回避や効率につながっていきます。
まとめ
山口県の軽貨物は、都会とは違うきつさがあります。
山道。
農道。
狭い住宅街。
分かりにくい番地。
街灯の少ない夜道。
派手ではありませんが、毎日かなり判断力を使います。
地方配達は、“とにかく急ぐ”だけでは危ないです。
ナビを疑う。
危ない道に入らない。
歩く判断をする。
地理を覚える。
こういう積み重ねが、本当に大事だと感じています。
地方の軽貨物は、体力だけではなく、“生き残る感覚”が必要な仕事なのかもしれません。